最近は時間があると新宿のオキニの所ばかりなので、すっかり他の分野に疎くなってきてしまいました。他のお店での浮気もしてないんです。
てゆーか、本命の女の子(既に退店)からの連絡を待ってるんだが、こちらは諦めた方がいいのかもなぁ。すっごく、好きなんだがなぁ。
そんなワケで、ケータイを眺めてはため息一つ。こんにちは、ペンちゃんです小一時間です。
そして今年もミューザ川崎に我が「バッハ・コレギウム・ジャパン(以下、BCJ)」がやって参りました。
ミューザ川崎シンフォニーホール 10/6(土)18時開演
【出演】
指揮:鈴木雅明
ソプラノ:野々下由香里、レイチェル・ニコルズ
カウンターテナー:ロビン・ブレイズ
テノール:ゲルト・テュルク
バス:浦野智行(ペーター・コーイから変更)【曲目】
J.S.バッハ/ミサ曲 ロ短調 BWV232
昨年は「マタイ受難曲」で川崎にやってきて、しかもその後に東京オペラシティで同曲をやったため、演奏もしてないのに身も心もマタイ漬けになってしまったのですが、今回は「ロ短調ミサ」!
「ロ短調ミサ」といえば、2005年に東京オペラシティで聴いて感動感激の雨あられ。野々下先生の美しいソプラノの響きに涙がこぼれ落ちたのを覚えているワケです。あれがまた聴けるとはなぁ、生きてて良かったなぁ。
会場に着くと、バスがペーターさんが急病のため浦野さんに変更との告知を発見。ペーターさんは好きなので残念だが、浦野さんも好きなのでそこはまぁ。でも、ペーターさん心配だなぁ。
東京オペラシティ定期ではやや後ろの席なので、響きが薄くなってしまっているのは何度も書いたが、今日は1F6列目の中央ブロック。音質的には問題なかろう。
と思ったら!問題ないどころか、これまで聴いたBCJの中でも最上級クラスの音の響きで素晴らしい!ヴァイオリンの音も繊細ながらダイレクトに届き、合唱も迫力がありながら個々のパートが良く聴き取れる。
くそ~、ここで定期演奏会やってくれないかなぁ。(家から遠いけど)
非常に録音の良いSACDを良いオーディオセットで聴いているような音質が、ライヴで繰り広げられているワケである。これは本当に素晴らしい。
音質的な面をクリアすればBCJは天井知らずの素晴らしさ。むしろ、2Fの奥とか3Fではどのように響いたのか心配になってしまう。
第一曲から力みもなくサクッと進んでいくBCJならではのスタイルで、その緊張感から固唾を呑んで見守るような感じ。もう、ボク的にはこの時点で名演決定。
第二曲ではボクに涙を流させたソプラノの二重唱なワケだが、レイチェル・ニコルズの二の腕が迫力満点で、野々下先生の倍くらいあって微笑ましかった。しかも、野々下先生のドレスの後姿がセクシーで、やっぱり微笑ましかった。
そしてやはり、今日も目には大粒の涙が溜まってしまった。野々下先生のソプラノは今や世界で一番ボクを泣かせるといえよう。
第一部で登場のコルノ・ダ・ガッチャのクロード・モーリーさん。顔を真っ赤にしての熱演だったが、やはり古楽器のホルンは難しいのだろうか。一音目は良いけど、後が苦しそう。いつぞや聴いたヘレヴェッヘの時のホルンよりはずっと良かったけど。
そーいえば、最近チェンバロで登場している優人クンが今回はお休み。大塚直哉さんが担当されました。
コンティヌオではチェロ2人体制。鈴木秀美氏と弟子の山本徹クン。山本クン、ちょっと見ない間に禿げ・・・あ、ゴメン、ワザと間違えた(笑)、激しく貫禄が増しててビックリした。最近、OLCに行ってなかったからなー。
後半は「サンクトゥス」からオーボエ3人体制、しかもその曲だけ合唱団も配置換え(音域順)。技が細かい。
第二十六曲目のアルトの独唱で、久しぶりのロビンの美声をうっとりしながら聴く。
あまりにうっとりして演奏まで気が回らなかったのだが、ふと「このフルート(フラウト・トラヴェルソ)、上手いなぁ。さすがりり子たん」と思ってたら、菅きよみさんだったのでビックリ。急速に菅さんのファンになってしまった。先日のBCJの定期公演では薄味だったのだが。やはり、席は重要だ。
最終曲では、本当に昇天されるような天国的な合唱の中で、心穏やかになりながらも興奮を抑えられないような衝動で胸がいっぱい。次はいつこんな幸せと出会えるのだろう。そんな気持ちになりつつ全曲を閉じる。
あー、BCJのロ短調ミサが終わってしまったのだなぁ。
名演の証である物凄い充足感で満たされながらも、家が遠いのでそそくさと帰るボク。終演後にサイン会があったのになぁ~。

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