皆さん、選挙には行きましたか?
選挙マニアなボクとしては、都知事選が稀に見る盛り上がりでうらやましい限りですが、そんなボクは春日部在住orz
それはともかく、最近「王様のブランチ」でレポーターをやっている鈴木あきえがとにもかくにも可愛くて、壮絶にボクのタイプです。アイドルのイメージDVDには興味が無かったんですが、買ってみるかな…。
さて、各オーケストラとも4月になったので2007年度の公演がスタートしたワケですが、我がバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)もあの「ヨハネ受難曲」で始動!
「ヨハネ受難曲」は「マタイ受難曲」、「ロ短調」と比べてあまり好まないのだけれど、BCJのデビュー盤でもあるので、そういう意味では相当期待しちゃうんです。
第76回定期演奏会 受難節コンサート2007 2007年4月6日(金) 19:00 東京オペラシティ
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲(第4稿)BWV245
野々下由香里(ソプラノ)
ダニエル・テイラー(カウンターテナー)
ユリウス・プファイファー(テノール/エヴァンゲリスト)
ドミニク・ヴェルナー(バス/イエス)
鈴木雅明(指揮)
「ヨハネ受難曲」を初めて聞いたのはリヒター盤だったのだが、これがなかなか怖い(厳しさのある)演奏で、聴くだけで疲れてしまう。それで好きになれないのかもしれない。(「マタイ受難曲」や「ロ短調」は音自体にドラマが感じられるので好き)
BCJ盤はリヒターに感じられた凄みは無いのだけれど、気軽に聴けるので気にってるのだが、「ヨハネ受難曲」を気軽に聴けるというのもどうか(笑)。
今回は年度が変わったので、新しい割の席(定期会員なので)なのだが、後ろのブロックのやや右寄り。希望で出していた範囲に入っているので、まぁまぁ。
この座席がどう響くか興味津々だったのだが・・・うーむ、正直、BCJのような小型の編成のオケでは「薄い」上に「響きすぎ」で、音の芯が見えてこない感じがあるorz
東フィルではこの付近は良かったのになぁ。
まず、第一曲が全然良くない。ヴァイオリンの音が埋もれすぎて良くない。変わりに管楽器は目立ちすぎ。とにかくバタバタしていてバランスが良くない。そこに乗る合唱も、高域ばかり目立って耳障り。「上手い下手」以前に、音の感触が良くないのである。
ソリストもせっかくのエヴァンゲリストであるユリウス・プファイファーの声が遠くから聞こえているような感じで響いてしまい、説得力があまりない。上手いのは上手い。崩れることなく歌い通したのは良かった。この人、ヘレヴェッヘの「ロ短調」の時にも来たっけ?
と思ったら、ドミニク・ヴェルナーはメチャクチャ上手くて、しかも遠くから聞こえる感じもしなくて、とても良かった。ユリウス・プファイファーが小粒だっただけというorz(そこでゲルト・テュルクがどれだけ素晴らしいかを知る)
しかし、「イエス」という役柄を考えると、浦野智行さんのコクのある声の方が合っているような気がするが。そーすると、逆にドミニク・ヴェルナーをどこで使えばいいのか分からなくなるが。
藤崎美苗さんが、以前は必死過ぎる歌い方が好きではなかったのだが、ここ最近は自然な感じが出てきて、かなり良い。谷口洋介さんは、この中にあっては声質そのものがフィットしていないと思った。野々下先生はいつものように良く、ダニエル・テイラーはそこそこだが、この聴こえ方だとそういう事を言っても仕方が無いような気もする。
フラウト・トラヴェルソの前田りり子タン(前髪下ろしたい)のソロや、ヴァイオリンの豪華ツートップ(若松先生&高田先生)の演奏もあり、見せ所は結構あるのだが、そういう場面でも音が直接伝わって来ないのは非常に残念。端でもいいからもっと前の席に変えてもらおうかしらん?
中盤を過ぎた頃になると、演奏が合ってきたのか耳が慣れてきたのか脳内補正が上手くいったのか分からないが、そこそこ聴けるバランスになってくる。それどころか、しみじみ感が強く出すぎて、おとなしく聴こえるほど。最初はあんなにバタバタ聞こえたのに…orz
ステージ上では一際目立って聳え立つコントラファゴットも、音が拡散しているせいか、特に目立って聞こえる事も無く。スミマセン、気にして聴いてたのに大したこと言えませんでしたorz
とはいえ、39曲の合唱まで来ると曲の持つ力でさすがに感動してくる。が、その後は1曲でおしまい(涙)。
指揮を終え鈴木先生が手を宙で静止させる・・・と、手を下ろす前に後方から拍手しはじめちゃうヤツがいて酷く残念な気分。
さらに、右隣とさらにその隣のヤツは終始パンフをパラパラ音を立ててめくっているし(左隣の人もめくってはいたが、非常に丁寧にめくっていたので無音だった。いい人だ)、何となく全体的に客の雰囲気もしっくり来なかった。
BCJのカンタータは「いつも同じ感じ」ながら「いつも良い」ので満足していたが、今回は「ヨハネ受難曲」という事で期待しすぎたか、いつものような幸福感には及ばなかった。
結局、終わってみれば「ドミニク・ヴェルナーは凄い」というのと、BCJという事を音で感じさせるのは鈴木秀美先生と再確認したという、当たり前の結論に到達するのであった。
昨年の「マタイ受難曲」の時は「毎月聴きたい」と思ったが、「ヨハネ受難曲」はまた4年後に聴ければいいかな。

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何年か前にBCJ、新潟でもヨハネ受難曲やってくれたんですよ。
エヴァンゲリストなんか、江戸時代の瓦版売りが「てーへんだ、てーへんだ!、イエスがしょっぴかれるぞ!」とばかりにいささか下品で面白く感じたものでした。
そんな訳で古学に関する認識をかえてくれたBCJなのでありました。
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エヴァンゲリストは語り部ですから、随分と印象が変わりますよね。今回はいささか上品すぎました。暑苦しくても嫌なんですが。
それにしても、鈴木あきえちゃんは可愛い。
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BCJは、昨年4月にマタイを、今年の10月にロ短調を、ともに名古屋のしらかわホールで体験、どちらも深い感動に包まれた至福のときを過ごすことができました。声楽ものは、マタイを皮切りに、ロ短調、魔笛、後宮からの誘拐、ドンジョヴァンニ、メサイアときて(どんな順やねん笑)今、ガーディナーのヨハネ受難曲にはまりまくっています。ヴォーカルが襲い掛かってくるような第一曲のコラールは圧巻ですね。妻は、聴くなり、管理人殿同様に妙に怖がっておりましたが・・・。ナンシー・アージェンダののびやかで透明感のあるアリアは胸キュンです。来年2月にオランダバッハ協会の演奏があるので楽しみにしております。
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>幸兵衛さん
これはコメント有難うございます!
ボクもBCJはマタイ、ロ短調とも聴いていますが、どちらも素晴らしいですよね。この時のヨハネは座席の問題であまり良く感じませんでしたが。
ガーディナーはもっと古典に特性のある人と思っていましたが、最近はカンタータ完成に向けて精を出されているご様子。バッハも行けるのかもしれません。今度聴いてみます。
オランダバッハ協会のヨハネには勿論行きますが、その後のエイジ・オブ・エンライトメントのヨハネにも行くので来年は受難曲続きです。ついでにさらにその後にBCJのマタイがまたあるという(笑)。