今年に入ってまだフーゾクに行ってないワケですが(仕事でもまだ)、萌えドルっ子ちゃんはかなり頻繁に出勤しているご様子。いいんだか悪いんだか(涙)。
それはともかく、昨年末に書こうと思いながら延び延びになっていた「小一時間アワード2006」の発表でございます!誰も期待しちゃいないところがアレだぜ!
1.ブルックナー交響曲第5番/チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(Altus)

チェリ信者ではないが、「チェリのブルックナー」というと痺れちゃう体質なので、ちょっと高かったが見た瞬間に捕獲。
チェリビダッケはなんでもかんでも遅いテンポにしてしまうので、独特の空間が生まれるのはいいが、その作曲家の音楽を聴いているというよりは「チェリビダッケの手垢に染まった」音楽を聴いているようで、時としてうっとおしくなるなる。しかし、ブルックナーだけはしっくりくるから不思議。
ブル5は同じミュンヘン・フィルのティーレマン盤が最高と思っていたが、そのティーレマンが「チェリビダッケ譲り」で凄かったので、本家が出てしまっては勝ち目はない。「リスボン・ライヴ」で有名なブル8の出来に匹敵する。通常1枚で収まるCDが2枚組になっていることから、随分とゆっくりとしたテンポで演奏しているのだが、むしろ他の盤が「速すぎるんじゃねーの?」と思ってしまうほどしっくりくる。いやー、音楽というのは実に不思議ですね!
勿論、歴代のブル5としても過去最高。
年末にいいもの聴かせてもらいました。
2.ブルックナー4,5,8番、シューベルト8,9番/ヴァント指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(Profil)

またもやブルックナーでミュンヘン・フィル(笑)。
ヴァントのブルックナーもやはり最高で、チェリビダッケが空間を生かして音を広げまくっているのに対し、ヴァントはグッと引き締まった音作りをしている。
ベルリン・フィルとの4,5,7,8,9番は素晴らしい出来ながらも、一分の隙もないほど精巧な「息苦しいまでの完成度」という感じで、なんか正座して聴かなければならないんじゃないかと思えるほど。7番はベストだが、他の曲に関してはもっと気楽に聴きたいと思っていたのだが。
そこで、チェリビダッケ政権下のミュンヘン・フィルを振ったディスクが続々と登場!これがまた素晴らしい!
チェリビダッケのブルックナーよりは引き締まっているが、ヴァントにしては豊かさに溢れ、特に8番はベルリン・フィルよりも夢見心地の素晴らしさ。4番もいい。いや、全部いい。
ベルリン・フィルの方も素晴らしい上にSACDで分売再発されたので、早く手に入れなければ。
3.ハイドン「天地創造」/アンドレアス・シュペリング指揮カペラ・アウグスティーナ

古楽器ファンの皆様、お待たせしました(笑)。
いや、スミマセン。ちらっとナクソス売り場見たら、「ピリオド楽器で」と書いてあるので、しかも指揮がシュペリングというのでテキトーに買ったんだが、そう、「クリストフ」かと思ったら「アンドレアス」でした(涙)。
しかし、「天地創造」はアーノンクール/CMWしか聴いた事がなくて、それはなんかモヤモヤしててあまり気に入ってなかったのだが、これは凄い。一時期、鬼のように聴きまくった。特に第2部のラストの高揚感は凄まじい。
長い曲なので「なんとなく」だと分かりにくくて仕方が無いのだが、造形がハッキリしていて分かりやすいのがいい。スマン、素人で。そんなワケで、「第一部」、「第二部」、「第三部」と、区切って聴いてもいいかもしれない。
ていうか、「天地創造」をあまり知らないので、クイケンとかヘンゲルブロックとか聴いてみるかなー。
この他には相変わらず旧譜追いの毎日。
買おうかどうしようか迷っていたボールトのヴォーン・ウィリアムス交響曲全集が非常に良かった。EMIの新しい方の全集です。
マルゴワールのヘンデル「メサイア」(モーツァルト編曲ドイツ語版)がおかしかった。英語はダサいと思ってたが、聴き慣れた英語版をドイツ語で聴くのは違和感がある。
あとはなんといってもアンドレアス・シュタイアー!ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタも最初は「主はヴァイオリンだしシュタイアーはそうでもないかな」というおとなしさ具合から始まって、いつの間にかフォルテピアノの音しか追っていないという(笑)。
それからメモリアル・イヤーだからというワケでもないけどモーツァルトとショスタコーヴィチはよく聴いてたかな。
そんなでもなかったのが、ヤンソンスのショスタコ全集。コンドラシンを聴きまくったからというのもあるが、ヤンソンスは実演が凄かったので、CDで聴くと「こんなもんだったかなぁ」感が強い。なんか、ソツない。
年末年始にかけてはBISから出たシベリウス全集を聴いてます。15枚組だからまだ聴き終わらないけどー。