【トッパンホールで】シュタイアーwith寺神戸亮+レ・ボレアード【モーツァルト】

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ゴールデンウィーク中の激しい気温の変化に付いていけず、風邪をひいてしまいました。

難病患者な割にはここ数年は風邪をひかなかったので、「ひょっとしてボクはバカじゃなかろーか」とバカなりに悩んでみたりはしたが、これで一応は常人という事になる。良かった、良かった。(良くねーよ)

そんなワケで、ゴールデンウィークは前回の日記の通り、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」でモーツァルトに染まってきたのだけれども、しかも風邪気味でテンション・ダウンだというのに、下記コンサートに行ってきました。

5/9(火) トッパンホール

アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ) / 寺神戸 亮(指揮,ヴァイオリン) / レ・ボレアード(古楽オーケストラ)

モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調 K319
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII-11
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K271 「ジュノム」

シュタイアーは「LFJ」でも聴いて大感激したのだけれども、それに続いて、今度は憧れの寺神戸先生と一緒の演奏を聴けるワケだから、逃すわけにはいかないんである。

トッパンホールは初めて行ったのだが、最寄の駅どこからでも10分程度歩くので非常に交通の便が良くない。疲れた。しかし、ホールはきれいで、さほど大きくなくて、今回のような古楽器オケにはベストなサイズのホールだと思った。願わくば、王子ホールだったら行くのが楽なんだけど。


開演前。

フォルテピアノを調律している音が聞こえる。

「LFJ」と同じ人が調律してたので、きっと日本の専属なんだろうな。

開演時間をちょっと過ぎてメンバーが登場。

おおっ、ボクの大好きな若松先生がいらっしゃる!

しかも、先日のバッハ・コレギウム・ジャパンの公演で高田先生の隣に座っていた可愛い子ちゃん(今日は水色ドレス)もいる!

これはラッキー!「レ・ボレアード」は日本の古楽器界の選抜メンバーのようなものだが、BCJやOLCなどとメンバーが被るのはもうしょうがないね。そんなに人材がゴロゴロいるワケじゃないもんね。

海外でBCJが評価されているのを聞くと、「日本のオケも世界レベル!」とか単純に喜んでしまいがちだけど、ほんの一握りの先駆者たちが引っ張っていってるだけに過ぎず、そう考えると日本も古楽器事情というのはまだまだ遅れていると思う。人材が育つ土壌がまだしっかり出来上がっていないのではないかと。

それはともかく、若松先生のドレスが可愛くて萌えるが、その後ろに陣取った水色ドレスちゃんも可愛くて、困った。(←何が?)

そしていよいよ、寺神戸先生登場!

寺神戸先生は昨年の「クイケン・アンサンブル」で初めて聴いて感動したのだが(単純にヴァイオリンだけでいったらシギスワルト・クイケンより良かった)、今年はシュタイアーと一緒とは。嬉しい驚き。そのかわり、今年の「ラ・プティット・バンド」の来日メンバーには含まれていないのだな。ちょっと残念。

最後に真打、シュタイアーが登場。

寺神戸先生と握手を交わし、おじぎをして椅子に座る。

ボクは右端の方の席だったので、ボクの位置からはシュタイアーの顔しか見えないし、若松先生と水色ドレスちゃんが完全に見えなくなるので残念だったが、まぁ、仕方がない。

一曲目のハイドンのコンチェルトは、Freiburger Barockorchesterとの録音を何度も聴いたのだが、やはり実演だとオケの立体感がまるで違うので凄い。編成が小さい割りに一斉にオケが動くので、機動力の高さを感じられるのである。

シュタイアーの演奏は、いまさら言う事もないくらいに素晴らしいのだけれど、フォルテピアノという軽い音だけにその特性を生かして、はじけるように演奏して行くのである。モーツァルトやハイドンの時代の音楽をモダン楽器で重く弾くとかったるくて仕方が無いので、こういうタッチが一番合うと思うのだが。

二曲目のモーツァルト交響曲第33番は「LFJ」でも下野竜也の指揮で聴いたのだが、向こうはモダンオケだったので比べるのもあれだけど、向こうが「決められた枠の中でめいいっぱい演奏しました」という感じだったのに対して、こちらは「決められた枠の中で思いっきり遊んでみました」という感じ。モーツァルトの音楽がどっちの方が楽しめるかは、そういうワケで後者ということで。

休息後は「ジュノム」。

モーツァルトのピアノ・コンチェルトは26番が好きだったりするのだが(あまり演奏されませんね)、「ジュノム」はタイトルだけはよく聞く割りにはあまり印象に残ってないかも。

これもメリハリのある楽しい演奏で、なんかアレだ、モーツァルトの曲はアンダンテやメヌエットが楽しめると、とても良い。(「ジュノム 」の場合はアンダンティーノ)。

大喝采のうちに終了し、アンコールの曲となる。

何を弾いてくれるのかとワクワクしてたら、なんと、もう一回、ハイドンのピアノ・コンチェルトの第3楽章!

「これは曲を用意してなかったんだなぁ」と思ったら、これがまぁ、あのシュタイアーが本編と同じように弾くワケもなく、途中から崩しまくりの(崩しているが壊れていないので「崩壊」ではない)愉快な演奏をみせる。オケの人からも笑みがこぼれる。こういう演奏会って楽しいなぁ!

さらにもう一曲、ピアノ単独で何かを弾いたのだが、すみません、勉強不足で分かりませんでした。


奥深い曲を奥深い解釈で聴くのもいいが、これだけお茶目で楽しい演奏会なんてそうそう無いはずだから、凄く素晴らしくて堪能しちゃった。


公演後はシュタイアー氏のサイン会も!

なんと、寺神戸先生もサイン会に参加!
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コメント(7)

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いいですね~、レ・ボレアード。
結成初期の頃にラモーのオペラを北とぴあで聴いたのを思い出します。
まだ学生の頃でしたが。

フォルテピアノはどのモデルだったかプログラムに載ってたりしません?
水色ドレスはヴァイオリン?きっと↓のウチの誰かですね。
http://www.toppanhall.com/jp/schedule_ticket/schedule/200605091900.html

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ひょっとしてたかくんが来てるんじゃないかと思って会場を見回したボクでした(笑)

ちなみにフォルテピアノのモデルは(パンフレットより抜粋)
「今回の使用楽器は、故小島芳子氏の愛器クリストファー・クラーク[1994年、クリュニー]製作のアントン・ヴァルター[1795年頃、ウィーン]モデル」
だそうです。

私には何がなんだか。

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クラークのヴァルターモデルですか。いい楽器だと思いますよ。
ブラウティハムがBISに録音したモーツァルト全集でもクラークのモデル使ってます。
なかなか、注文しても作ってくれない人らしいです。
多分、フォルテピアノ作らせたら世界でトップなのではないでしょうか。

フォルテピアノ関連の話はここに多少載ってます↓
http://www.cembalo.com/frame_instruments.htm

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もしかして、ホールのひとに水色のドレスの子の名前を聞いていたのは天空さん?中丸まどかちゃんですね、へへへ。

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たちばなさん、コメント有難うございます。

中丸まどかちゃんっていうんですか。知りませんでした。可愛いですよねー。音楽が好きで演奏会に行ってるのは当たり前ですが、そこで可愛い子がいると得した気分になるんです。

でも、ホールの人に名前聞いたりしてないですよ。案外、奥手なんです(^_^;)

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ここを見ていると、小一時間さんとはいろいろなところでニヤミスしてます。なんだかドキドキしますね(笑) はい、可愛い子がいると嬉しいです。

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今度はラ・プティット・バンドとパウル・バドゥラ=スコダの公演に行きますので、開演前に「やい、フーゾクDX!」と叫んでみてください(笑)

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