今年の初コンサートだったのだが、いや、凄いコンサートでしたね!
あんまり凄かったもので、文章にするとかえってその凄さをスポイルしてしまいそうだから印象だけを書くけど、あの薄味な新日本フィルから、あんなに壮絶な音が出るとは思わなんだ。
プログラムは以下。
江村哲二作曲 『~武満徹の追憶に~<地平線のクオリア>オーケストラのための(2005)』(世界初演) ショスタコーヴィチ作曲 ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35 ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第4番ハ短調op.43
一曲目終了後に作曲家の江村哲二氏も舞台上に現れ、和やかムード。
タイトルにもあるとおり、武満好きだったら気に入るような現代音楽。バルトークすら理解しがたいボクにとっては現代音楽は「ふーん」程度のものだが、「響きが良いだけで冗長」な感じのする現代音楽(←完全な偏見。いや、偏聴)としては退屈せずに聴けた。
二曲目はソリストでシモン・トルプチェスキが登場。
この人の事は全然知らないのだが、EMIの専属アーティストだそうだ。なかなかのイケメンだが、後頭部は薄い。(余計なお世話だ)
それと、演奏前に「私にとって遅いクリスマスがやってきた。演奏会に来てくれて有難う」的な事を言っていた。ここでまた和やかムードw
編成もグッと減ったので「音まで薄くする気かよw」とか思ったが、これがなかなかのバランスの良さ。シモンさんも軽快なタッチで上手い。軽快だが、音が軽いわけではないのがまた良い。
アンコールではマケドニアの民族音楽(「フォークなんとか」って言ってた?)を「ジャパン・プレミア」とか言って弾いてたが、これもなかなかの楽しい感じで良かった。
で、後半はメインのショスタコ4番なワケだが、やはりまた「壮絶」としか言いようがない爆演であった。編成が急に大きくなるのでこれで音が薄かったら大変だが、それ以上に気合の入った演奏。大野先生効果?
その大野先生、初めて聴くのだけれど、棒さばきはかなり細かくて、なおかつ常にリズムを保ち続けるので大変そう。
音が厚いのが凄いというのは、「物理的に楽器が多いんだから厚いだろ」という感じもしなくもないが、それ以上に音色が抜群に映えていた。それはティンパにであったり、弱音時の響きであったり、ファゴットのソロ部分であったり・・・演奏終了後に真っ先にファゴットの女性を立たせてたもんなぁ。(その女性は涙ぐんでいたようにも見えた)
あまりの演奏で団員も満足したのか、チェロ奏者2人がハイタッチを決めていたのが印象的だった。また、和んでしまったw
結局いろいろと書いてしまったが、本当に凄かった。
昨日のサントリーホールも行っておけば良かった。
大野先生の公演は外せなくなってきたなぁ。


TITLE: すごかった
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私も聴きました。大野氏は統率力抜群でしたね。新日フィルがあんな音をだすなんて驚きでありました。
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いや、ホントに今思い出しても鳥肌が立ちます!
それにしても、指揮者であんなにも違うんですね。大野先生が何であんなに評価が高いか分かったような気がします。