11/13にかのサヴァリッシュ先生がN響を振るために来日されるというので、「なんだ、昨年で最後じゃないのか」と思いつつ、喜び勇んでチケットを入手したものの、見事に来日中止になってしまったのは既にご存知の通り。
ところが公演は中止にならないどころか、チケットの払い戻しは行われないんですね。そういう慣例になってるというのだから、クラシック業界はおかしい。
というワケで、ゴネてチケットを交換してもらったんです。サヴァリッシュの振る予定だった分はバーメルトが演奏曲目そのままで振るというので、そんな演奏のためにS席なんか取らないので。
かといって、本日のコウトのためにもS席なんか取らないのだが、どこかで消化しておかないとアシュケナージの危機なので、比較的まともと思われる今日の公演にしてもらう。
出演者が変わった場合は払い戻しには応じないが、
別の日には振り替えてもらえるぞ。
ソープだと振替は嬉しくないのにおかしな話ですね。
チケットは当日受け取ることになっていたので、のこのことNHKホールに向かい、受付で担当者を呼んでもらう。
あっちが「当日私を呼んでくれ」と言ったのに、なんだか話を思い出しているような雰囲気。凄く嫌な予感。
ちなみにボクが入手していたチケットは1階C6列のやや右のほう。そんなに悪くない(NHKホールだったらいい方か)だと思う。
持ってきたのは2階中段の席orz
お話にならないのでつっぱねる。すると1階ちょっと後ろの席が出てくる。
あるんじゃねーかよ!
ここで不信感爆発。だけど、これ以上ゴネてももっといい席は出てこなさそうなので、とりあえず諦める。男は引き際が肝心なのだ。
とはいえ、NHKホールは広いので、出来るだけ前の方が嬉しいのだが。特にN響だから、出来るだけ前の方が嬉しいのだが。
1曲目はマルティヌー「交響曲第6番」。
全然知らない曲なのだか、それ以前に悪い予感的中で音が全く響かない。交響楽団なのに響かないなんて致命的ですわ、奥様。オホホ。そして、トホホ。
最後はちょっと盛り上がって終了。既にダウナー気分でいっぱい。
2曲目はブラームス「ピアノ協奏曲第2番」。
この曲は大好きだし、ピアニストのマルティン・ヘルムヒェンが最近賞を取ったとかでちょっとだけ期待。賞はともかく、上り坂のピアニストではあるらしい。
が、ピアノパートに至る前に、響かず篭った音でがっかり。
ピアノも健闘しているが、どうもホールに負けて音が拡散しているご様子。アンコールでバッハのコーラル・プレリュードをやっていたが、どうにもこうにも厚みが無い。あれかね、11/23にブロンフマンの骨太な演奏を聴いた後だから特にそう思うんですかね。
ピアニスト自体は、変にクセを付けず素直でキレイな感じだったので良いのかなぁと思ったが(それでも半信半疑)、まぁ、まだ喜んで行くような感じじゃないし。小菅優よりはずっとマシだけど。
思いっきりホールのせいにしてみたが、N響がサントリーホールでやったら名演だったという話も聞いたことがないし、そもそも、3階の一番後ろで聴いたメータ/バイエルン国立歌劇場は音像が遠いだけで十分に音の厚さを味わったので、ホールだけの問題でない事は明白。
あ、そういえば、昨年3階席の最前列で聴いたサヴァリッシュ指揮の公演は名演だったから、単にやる気の問題かしら?
コウトの指揮も特にこれといって良いところも無く、かといって悪くも無く、ごく普通。落ち着き払って手堅くまとめたお役所仕事的指揮で、まさにN響にぴったり(ワラ)
これは当分N響の公演には行かないなぁと思いつつ、なんと、来年は我が名匠、スクロヴァチェフスキがブルックナーの8番を振りにやって来るのだ!
せめてサントリーホールでやってくれたらいいのに。
なんだかなぁ・・・

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