続けてクラシックの話題をお送りします

| | コメント(0) | トラックバック(0)

趣味ネタばかり書いてると「そんなに忙しくねーじゃん」とか思われがちだが、本日は制作部が誰一人出勤していない中、いつもよりグッと早く出勤した挙句に、制作部が誰一人出勤していない中、99%の更新を終わらせて取材に出かけたワケで。

そんな苦労の果てに、本日はサカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団の公演に行ってきました。

こう見えてもサラリーマンなので就業時間というものがあるのだが、我が社は19時終業だというのに、この公演は19時開演。まぁ、冒頭の事もあるので全く気にしないけど。(そこで提案だが、完全フレックスにしてしまうというのはどうだろう?・・・って、誰に提案してるのだ?)


そこは大人の事情で、仕事を無理矢理作った挙句にNo Returnという感じで。


サントリーホールといえば、先日、ウィーンフィルの公演で物凄い演奏を聴いてしまった後なので、予め期待度控えめっちゅーか。しかし、そもそもこっちのチケットを入手してからウィーンフィルの方を取ったので、ウィーンフィルが日にちをずらしてくれれば良かったのになという。(←誰の為に?)

で、なんでこの公演を聴きたかったかというと、オラモ指揮バーミンガム市響のシベリウス交響曲全集が無茶苦茶良かったからなのである。なので、本公演もシベリウスでやってくれると非常に嬉しかったのだが、現実はそう甘くなく、下記の通り。

武満徹 ウォータードリーミング
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番
ベートーヴェン 交響曲第3番 「英雄」

武満などどうでもいいのだが、音に透明度のあるフィンランド放送響だけに、曲とは合っていた。やたら現代曲的な響きを持ちながらもフルートが尺八のように聴こえたのがなんだかなぁ。外人からは武満の評価がやたら高くてビックリするが(小澤征爾の戦略か?)、ボクには「無理矢理現代音楽」という感じで、印象のいいものではない。まぁ、今回のオケには合っていると思うけど。

2曲目のピアノ協奏曲ではソリストとして小菅優が登場。この人のショパンはなかなか良かったので期待も少々高まろうというもの。

ところが、これはあまり良くなかった。

小菅優が悪いというよりも、ベートーヴェン弾いてもオケの音がやたら透明感があって、軟弱な印象。それに連られたか、小菅優のピアノもベートーヴェンからは離れた、眠くなるタッチ。確かに4番はジェントルな響きもあるが、その裏にあるベートーヴェンを見せなきゃなぁ。

休憩を挟んで「エロイカ」。
オラモ氏、メガネを外して登場。やる気満々。それに応えてか、オケもさっきとは全く違って、音に響きとめりはりが出てくる。

とはいっても、そこはシベリウスの国のオケなので、やはり透明度全快。ダブルベースが6人もいるのに、音の厚みもあるというのに、それでもどこか一つ抜けたようなスカッとしたベートーヴェン。ちっともベートーヴェンらしくないのだが、ある意味、珍しい音楽を聴かせてもらったかも。

第一楽章と第二楽章の間に地震発生。第二楽章に入るのが少し遅れたけど、そこは慌てず騒がず。でも、演奏中だったらどうなっちゃうんだろうな。

ウィーンフィルの後だけに薄味さ充満だったが、演奏そのものは良かったし、これでシベリウスの交響詩を聴かせてくれたらどんなに良かったことであろうと無念の気持ちでいっぱい。


それなのに、それなのに、アンコールではナゼかシューベルトの「ロザムンデ」。しかも、これが一番良かったというorz


終わりよければ全て良しみたいな納得の仕方でアレだが、さらにその後にサイン会があり、小菅優とオラモさんのサインを貰って満足げな俺って・・・orz

さらに、オラモさんの写ってるパンフにサインを貰ったのだが、「ボク、この写真好きです。シベリウスの交響曲全集の」と、音楽と全く関係の無い事言っちゃった挙句に、オラモさんから「あー、これはそうだ、私だ」と写真さながらの指揮ポーズを取ってもらったので、なんだかんだで結構ご満悦なボクなのでした...

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 続けてクラシックの話題をお送りします

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://tonosama.net/mtos/mt-tb.cgi/97

コメントする