熱く火照った躰の奥にまで…

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どうもクラシックの話題を出すと食いつきが悪いのでなんとなくそれらしいタイトルを書いてみたが、内容とは全く関係がありません。こんな下品なタイトルを書いた人知りません。

そんなワケで、フィリップ・ヘレヴェッヘ/ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団の「ベートーヴェン交響曲連続演奏会」の第一夜に行ってきました。

プログラムは以下。
1.バレエ音楽≪プロメテウスの創造物≫序曲
2.交響曲第1番ハ長調
3.第3番変ホ長調「英雄」

何しろ平日の公演なので行けないかもしれないのでチケットはかなり公演が迫ってから取ったのだが、S席のベストとも思える場所が取れててビックリ。聞けばバラ撒きも多かったそうで、売れなかったのかな。公演が迫ってたということでチケットは当日引き換えだったのだが、慌てて行ったら既に発券はしてあった。チッ、その前のヤボ用をかなり早く切り上げたのになぁ。

場所は錦糸町にあるトリフォニーホール。先日、ハウシルト/新日本フィルの公演で行ったばかり。ホールとしてはなかなか良い。

ヘレヴェッヘといえば古楽器ファンの間では一目置かれる存在なのに、フランダースフィルというモダンオケを使ったからかどうか、客入りは「まぁ、そこそこ」という感じ。こんなもんなかなぁ。

と、やや寂しい気持ちでいたらヘレヴェッヘ氏登場。ひょろっとした、学者タイプの風貌。頭、良さそう。(実際に医学を学んでたりする)

一曲目は「プロメテウス」なワケだが、この曲はマイナーだけどCDだとたまーにオマケのように入っていることがあって、割と好き。序曲なので快活なノリの良さがあるワケだが、ヘレヴェッヘ氏も風貌のクールさとはうって変わって踊るように指揮をする。意外だ。

続けて、交響曲第一番。この曲はサラッと聴けるので大好きなのだ。ちょっと前までは「一番、二番なんか聴かねーよ」と豪語してたのに、人は変わるものだ。今回の公演のポイントは「古楽器のヘレヴェッヘがモダンオケのフランダースフィルをどう振るか」というのがポイントだと思うが、古楽器の理論をモダンオケに持ち込むのではなく、モダンオケを重くならないように演奏したという感じ。編成もかなり多めだったにも関わらず、スッキリ切れのいい演奏で非常に一番らしい。かなり満足の行く演奏であった。

休息の後、エロイカ・シンフォニー。実はエロイカは長ったらしくて大袈裟で好きではなかったのだが、ナゼか最近ハマっているのだ。やはり人は変わるものなのだな。古楽器オケのシャンゼリゼ管弦楽団との「第九」では、古楽器らしいスマートさは良いが、古楽器らしい急なテンポ設定(古楽器オケにはよく聴かれるので特別変な事ではないのだろうけど)で、さてあんまり妙な事をやるのはどうだろうと思ったものだが、今回のエロイカは適切と思えるテンポ。

全体としてはやや薄味なベートーヴェンだったが(新日本フィルの時もそうだったけど、ホールの響きが薄いのかなぁ)、管楽器との絡みも良く、2chと許先生に散々叩かれている割にはかなり良かった。管楽器なんか「はみ出てるなぁ」とか「裏返ってるなぁ」とかよく感じるのに、今回は「管楽器に特別不満を感じないことを感じた」という感じ。「感じ」使いすぎ。

面白かったのは、アンコールでエロイカの第3楽章を再び演奏したこと。他の日に別の序曲は演奏しちゃうから仕方なくそうなっちゃたのかね(笑)まぁ、6、7分程度の曲だから長さとしてはちょうどいいけど。

明日の「田園」も聴きたいのだが、仕事で断念。日曜の「第九」は行きまーす。

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